2007年1月29日月曜日

香港の株式市場加熱

この頃地元新聞の経済面(財経=チョイゲンといいます)が賑わっている。
ご存知の通り昨年後半から中国の株式市場が過熱気味で国民皆株に夢中の為です。
でも香港に限って言えば、今も昔もそんなに変わった訳ではなく、
一つの老後のための貯蓄と認識されています。

逆に株をしないなんていうと、ほとんど狂気の眼で人格疑われます(ほんと)。
なんでそうなのかというと、香港での社会保障が不整備な為でしょう。
自分のことは自分で守らないと・・・。ここには歴史上イギリスの植民地で常に目先の
利益優先で来た為に、終身雇用や社会保障が育った経緯がない。
香港に住んでる人はみな自分のことは自分で守る観念が徹底していて、たくましいです。

だから会社に忠誠心や帰属感なんぞ無いし、ジョブホッピングなんてして当たり前です。
ここが日本人の僕としては、未だに受入れにくい(仕込んだ部下に辞められる・・)。

で、株ですが、自分の周りでも当たり前にされていてよくジイさんバアさんが証券会社の
電光掲示板の前で日がな一日を過ごす光景も見られます。
こうした個人投資家を股民(グーマン)といい、まさに株(股)の民です。

こうした光景を見ていると、やっぱり今のうちに老後の蓄え作っとかないと・・・。
なんてあせってしまう今日この頃でした。

1 件のコメント:

fibi さんのコメント...

仰ったとおりです。今からちょっとづつでも
貯金しないと老後生活が大変だと思います。
香港在住な日本の方々から
人生の目標達成するためのマネープランや
老後資金や増資方法などのご相談を承ります。ファイナンシャルプランナーです。どうぞ、よろしくお願いします。